今後の仲介手数料の変化

日本の不動産流通の未来

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About me元不動産仲介業者の営業マンです。普段の生活では知りえない不動産流通業界について知って欲しいと考えこのサイトを立ち上げました。

仲介手数料の低下(2020年7月追記)

仲介手数料の低下(2020年7月追記)

仲介手数料については、前述の通り、不動産価格×3%+6万円(税別)の上限で手数料を受け取ることが一般的ですが、この仲介手数料の大幅な引き下げが起こる可能性があります。
たとえば、すでに

株式会社ウィル(ブランド名:ウィル不動産販売 本社:兵庫県宝塚市)

では、売主の手数料最大50%割(成約までの期間によって変わる)、買主の手数料の30%キャッシュバック(平日の家さがしのみに適用)を実現しています。また、宮城・福島の

株式会社渡邊総建

では、手数料が最大で無料となっています。今後より値引き幅を大きくする不動産会社が増える可能性がありますし、実施する業務内容に応じて、仲介手数料または事務手数料などの名目で、現在の仲介手数料よりはずいぶん安い手数料にする不動産会社も出てくると思われます。
またネットサービスなどを用い、ネット上で、家さがしや購入の申込み、価格査定、売却依頼などの手続きを完了させることで、人件費を削減し、仲介手数料を下げるという動きが、一部のユーザー層に向けて、行われる可能性もあります。

不動産こぼれ話2(2020年7月追加)

ネットで物件を探す…が主流になってきているものの、どういう基準で最終決断をしたらいいかわからない!そんな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。「もしかしたら、1駅隣にもっといい物件があるかも…。もしかしたら100万円予算を上げたらもっといい物件があるかも…。」もしかしたら…、もしかしたら…が止まらず、もう疲れた…とお住まい探しをストップしてしまわれるかたもいらっしゃいます。
そんなときに、自分に合う物件について相談できる営業マンがいたら安心ですが、「信用できるの…?買わせようとしてない…?」そんな風に疑ってしまう場合もあるかもしれません。ひょっとすると、近い将来、自身の条件やスペックを入力するだけで、自分にぴったりの物件をAIがおすすめしてくれるようになる可能性があります!実際、その物件が本当に自分にぴったりなのか…は、住んでみないとわからないかもしれませんが、ゆくゆくは購入後の満足度についても情報を集め、「条件にもぴったりで、住んでからも満足できる住まい」をAIが提案してくれるかも!?そうなったら本当に営業マンは必要なくなってしまうかもしれませんね。そんな将来が来るのか、やはり人は必要なのか…今後の動向に目が離せません。

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