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About me元不動産仲介業者の営業マンです。普段の生活では知りえない不動産流通業界について知って欲しいと考えこのサイトを立ち上げました。

不動産仲介会社の業務の中身について(2019年12月追記)

不動産仲介会社の業務の中身について(2019年12月追記)

不動産仲介会社の業務の内容、その中身を詳しく見るとこうなります。

買主側の仲介会社の業務内容

・不動産に関する相談
 ・物件選択のアドバイス(買主の希望条件や家族構成、勤務場所などの背景を考慮した上での物件の提案)
 ・個別の物件に関する説明と買主からの質問返答
 ・住環境、教育環境など地域情報の提供
 ・不動産市場の説明、不動産価格相場情報の提供
 など
・資金計画
・物件の案内
・売主側仲介会社に対する交渉
・重要事項の説明書の作成、説明、交付
・売買契約書の作成と交付
・ローン申込み手続きの補助
・ローン契約(金銭消費貸借契約)手続きの補助
・決済の段取り
・決済の立ち会い
・鍵の引渡し
 など

売主側の仲介会社の業務内容

・物件の調査
・不動産の価格査定書の作成
・販売価格・販売条件の相談
・募集用資料の作成
・レインズ登録
・新聞折り込みチラシ・手配りチラシの作成
・インターネット広告への掲載
・オープンハウスの開催
・案内の立ち会い
・買主側仲介会社に対する交渉
・重要事項の説明書の作成と交付
・売買契約書の作成と交付
・決済の段取り
・決済の立ち会い
・鍵の引渡し
 など

まとめ

主に上記の内容がありますが、買主がローンを組まず、現金のみで購入する場合は、ローン関係の業務が無かったり、逆に土地の取引の場合は、現地の計測や役所での調査が加わるなど、取引により業務の内容は変わります。不動産会社の業務は多岐に渡り、また不動産という高額な商品を取り扱う為、一歩間違えると大きな損害を発生させる可能性があり、全ての業務において細心の注意をもって進めることが求められます。ただ不動産価格によって、業務内容が増えたり、煩雑になることは基本的にありません。

不動産こぼれ話(2019年12月追加)

以前は新聞の折込広告やポスティングチラシなどで集客することが多かったのですが、昨今のスマートフォンの普及により、インターネットやアプリで住まい探しをする人が多くなりました。そこで重要度が増してきたのが「写真」です。紙媒体だとスペースが取れず掲載できなかったり、カラー印刷だと採算が合わないと白黒になっていた写真が、インターネットになら、気軽にたくさん掲載することができます。マンションや一戸建ての外観だけでなく、室内の写真も掲載することで購入希望者の検討が見学前に進んだり、興味を持って見学したいと思うようになったり・・・と重要な位置を占めています。広告媒体によっては、動画や360度カメラで撮影した写真などを広告に掲載することも。わざわざ内見しにでかけたのに「イメージと違った・・・」といったことも防げるため、買主・売主・営業マンにとっても余分な時間がかかりません。「室内が片付いていないから・・・」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、これを機会に片付けてしまいましょう!そのほうが内見にこられた方にも好印象です!
営業マン側からすれば、ご売却の依頼を受けている不動産に対して1件1件対応していくのは大変なのですが、売主様からすれば大切な資産。なるべくたくさんの情報を広告に出してくれる不動産会社・営業マンを選びたいですね。

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